ダイビングを始めるために必要な知識と経験を、BSAC JAPANに加盟する全国のダイビングショップで学ぶことができます。
まずはダイビングを始めるための概要を知っていただき、あなたに合ったダイビングショップとコースをお探しください。
Cカードを取得するには、海やダイビングに関する基礎知識と、ダイビング器材の使い方などを学習する講習と、プール実習、海洋実習を受講する必要があります。
海やダイビングそのものに関する基礎知識や、ダイビング器材の使い方などを学習します。
オリエンテーションで、担当するインストラクターと話をしたり、インストラクターの経験談などを交えながら、水中と陸上の違いや基本器材の使い方と必要性などを勉強します。正しい知識を身につけることで、ダイビングを最大限に楽しむことができるようになります。
海に潜る前に、プールや限定水域(海況が穏やかで水深の浅い場所)で基本的な技術を習得します。
耳抜きや、レギュレータ(口にくわえる呼吸源)が外れたときの対処法などの実技講習を行います。
まずは安全な岸からのエントリーの方法などを学びます。(地域によって異なります。)
講習は4回潜ることで、プールで学んだことを実際の海で練習します。少しずつ海になれてくると、そこにはすばらしいダイビングの世界が広がっていることでしょう。
講習を終えてCカードを申請すれば、約2週間後にお手元に届きます。
これから世界中の海があなたを待っています。ただ、ダイビングには様々なポイントがあります。上達しないといきなりは潜ることができないポイントもたくさんあります。BSACではレベルアップの為の様々なコースがあります。
スクーバダイビングは水中の冒険ツアーです。
当然のことながら、生身の体でその世界を探検することはできません。器材を身に付けてはじめて行くことができるようになります。
マスク(画像左上下) | 目と水の間に空気の層を作り、水中での視界を確保するための器材です。1眼タイプや複眼タイプがあります。視力の弱い人は2眼タイプのマスクで左右のレンズを交換することができます。 |
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スノーケル(画像右) | マスクの左側につけて、顔を水につけながら呼吸をすることができる器材です。 |
大きな面(ブレード)で、大量の水を捉えてかき出すことで推進力を得ることができる器材です。
フルフットフィン(画像上) | フィンの中でも、素足やソックスタイプのブーツではくことができるものです。 |
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オープンヒールタイプフィン(画像下) | ブーツをはいたままはくことができるフィンで、かかとのストラップで大きさを調節することができます。ドライスーツ(※下参照)でもはくことができるフィンです。 |
グローブ | 手を岩やサンゴ礁などから守り、なおかつ保温効果も高めてくれます。冬用のグローブは、生地の厚いものになります。 |
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ブーツ | 移動時などに足を怪我から守ってくれます。保温効果も高めてくれます。 |
体を岩やサンゴ礁やクラゲなどの生物から守ったり、水中で体温が奪われていくのを防ぐ為のものです。
ドライスーツ(画像左) | ドライスーツは首と手首から先の体の部分以外が防水状態になるスーツで、体とスーツの間の空気を暖めることで保温効果を持続させます。 |
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ウェットスーツ(画像右) | ウェットスーツは体とスーツの間に水の膜を作り、それを体温で暖めることで保温効果を持続させます。 |
水中での浮力の調節をするためのウエイトを取り付けるためのベルトです。自分の体重や装着する器材によってウエイトの重さを調節します。
タンク内の圧縮された空気を減圧して自然に呼吸できるようにする器材です。ダイバーはこれを加えて呼吸をします。
下から順番に残圧計、水深計、コンパスと並んでいて、これらの計器が一体になった器材です。残圧計はシリンダー内の空気の量を示すもので、水深計は現在の水深を示すもので、コンパスは方位を示すものです。
バックアップ用の空気供給源で、バディの空気が無くなった時や自分のレギュレーターが故障したときなどに使用します。オクトパスは全てのダイバーが付けておく必要があります。
中に空気を入れることができ、空気の出し入れにより水中や水面で安定した姿勢を保つ為の器材です。緊急時は浮き袋の代わりにもなり、シリンダーを支えて背負う為のものでもあります。水中でこれに空気を入れて、浮きも沈みもしない中性浮力の状態を作ります。
体内に溶け込んだ窒素が気泡化して減圧症にならないように、潜水時間などを計算してくれる機能がついたものです。水深や潜水時間、水温なども計測し浮上する速度がはやすぎないかを警告してくれます。手首に巻く時計タイプとゲージについているコンソールタイプがあります。
スチールシリンダーとアルミシリンダーの2種類が現在の主流となっています。金属の比重や厚みが違う為、シリンダーの種類でウエイトの重さが変わるので気をつけましょう。
スチールシリンダー | 水中では沈んでしまうためにウエイトの重さを軽めにすることを意識しましょう。 |
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アルミシリンダー | 水中では浮いてしまうことがある為、ウエイトの重さを重めにすることを意識しましょう。 |