「BSAC」とは、The British Sub Aqua Clubの略称で、1953年に英国のロンドンで設立されました。
半世紀以上にも及ぶ私たちの活動は、国際的な安全ダイビングの普及と海洋への探求と科学に貢献し、世界中に支部を持つまでに発展してきました。
「ダイビングをはじめてよかった。」
それはダイバーが水中から上がってきた時、感じる喜びの表現。スクーバダイビングは多くの人にとって人生をも変えてしまうような経験です。
そして、その未知なる世界の入り口は私たちのすぐそばに広がっています。
私たちの地球は70%が海であり、すべての生物を生んだ、その「母なる海」は、大いなる神秘に満ちた地球の素晴らしさや厳しさ、そして、生命の大切さを教えてくれます。海を知ることは地球を知ることであり、さらに新しい自分を知ることになるでしょう。
スクーバダイビングでしか味わえない特別な喜びと満足を共有し、すべてのダイバーがスクーバダイビングを始めて良かったと思い続けてもらうこと。その為に我々BSACは存在します。
海という「未知の世界への探究心と憧れ」を叶えてくれるスクーバダイビング。しかし「未知」という言葉が表す通り、海には無限の楽しみと同様に、危険性もまた秘められています。十分な知識と技術、そして最適な器材が不可欠とされるのはそのためです。
そして、海を知るためには海との正しいコミュニケーションの方法を学ばなければなりません。いかに安全に潜るかということを探求し続けることが大切です。
BSACでは1953年の創立以来、半世紀以上もの長きに渡って「SAFETY FIRST」(安全はすべてにわたって優先する)という基本理念を守ってきました。
その基本理念の基に開発されたプログラムや考え方は、全てのダイバーに対して安全で素晴らしいダイビングを約束してくれる事でしょう。
設立当初から常に一貫して私たちBSACが掲げている「水中での探検、科学、スポーツなどの活動と、それらの安全性を促進する」という基本理念。この理念を遵守し、「SAFETY FIRST = 安全はすべてにわたって優先する」というポリシーは、私たちBSACのすべての活動の根幹をなすものです。
私たちが提供する技術も知識も器材も、すべて、この「安全最優先」というポリシーのもとに構築されています。ダイビングで当然抱えているリスクを、いかにダイバーの自己責任において回避し、安全に、計画的に、実行していくかということをダイバーと共有し、より豊かなダイビングの世界を創造していきます。
私たちが考えるインストラクターの定義は、常に発展と向上をめざす「プロフェッショナルインストラクター」であることです。BSACでは、常にインストラクターの質的向上をめざして、徹底したインストラクター教育を行っています。インストラクターが、もっとも効果的な方法でインストラクションを行うことで、ダイバーの安全で楽しいダイビングにつながると考えます。新しい器材、技術の進歩、そしてダイビング環境。その変化に対応していかなければ、当然、指導効果が減退し、指導を受けるダイバーにとって不利益となります。
日進月歩するさまざまな技術を絶えず学び続け、自らの能力をさらに向上させる方法を知っている優れたインストラクターの育成に努めています。
もし皆様が2回、3回と同じ海に訪れたとしてもBSACインストラクターは常に新しい感動を提供してくれます。そしてより安全で、より素晴らしい海の世界に皆様をいざなってくれることでしょう。
私たちBSACは、ダイバー個々のレベルに応じてさまざまなトレーニングプログラムを提供しています。
安全を最優先した独自のプログラムに従い、必要な経験を積んで、安全に手順を踏めば、海は素晴らしい感動を与えてくれます。そのためにダイバーは、それぞれの技術と経験の拡大と同時に、知識もひとつひとつ増やしてしていかなければいけません。
陸上と水中環境の変化などに対処する際の必要な知識や経験を得るための初期トレーニングから、より高度なテクニックの修得に至るまで、私たちの住む日本にあったプログラムを作成しました。それは、海外で作成されたプログラムとは違い、日本にあった環境でのダイビング指導を行う事により、さらにダイバーの安全と技術向上をサポートします。「人間が海に入るには潜在的にリスクがある。」 その前提をしっかりと念頭に置き、スクーバダイビングの限界を教え、その範囲内でレクリエーショナルダイビングが楽しめるダイバーの成長をバックアップしています。
スクーバダイビングを楽しむために、そしてなにより、いつまでも美しい海を楽しむために、海の環境保護への取り組みも私たちBSACは重要な使命のひとつです。スクーバダイビングの技術を磨き、素晴らしさを伝えていく事と同時に、ダイバーの環境保全の意識をいかに高めていくかが大切であると考えます。
つまり、楽しむことと同時に、水中環境の大切さをしっかりと啓発していく。ダイバーの経験不足、知識不足の不注意による水中での多くの無意味な破壊を回避し、海に生息する貴重な生命を傷つけることなく将来にわたって守っていく。生物の保護・観察や清掃などの水中環境保護をダイバートレーニングの重要な一部分と位置づけ、積極的に活動を続けていきます。
BSACは、英国王室とも深い関わりを持ち、歴代の名誉総裁は王室から輩出されています。その歴史と伝統は、今も世界中のダイバーからの厚い信頼を得ています。
英国王室より賜ったBSACの紋章です。
潜水科学協会
本状を呈する方々へ。ロイヤルビクトリア中級勲爵士ガーター紋章官サー・コンラッド・マーシャル・ジョン・フィッシャー・スワンからご挨拶申し上げます。
郷紳デリック・エラビー氏より、ノーフォーク公爵、ガーター勲爵士、ロイヤルヴィクトリア勲章一等勲爵士、バス勲爵士、大英帝国上級勲爵士にして英国紋章院総裁戦功十字章叙勲の栄誉に輝くマイルス・フランシス・ステープルトン卿へ述べられたごとくに、1953年に潜水科学とその活動のスポーツ性と安全性発展に興味を持つ数名のものが[British Sub-Aqua Club]を設立しました。[British Sub-Aqua Club]は、会社法1948-1976に定めるところに則り1979年1月21日に有限責任会社となり、その名称を[British Sub-Aqua Club]としました。
[British Sub-Aqua Club]設立の目的は、潜水スポーツ科学と関連研究を発展させることにより潜水活動の安全性を高めることであり、これを同様の目的を持つほかの組織との協力により潜水スポーツ科学に関する見識を広め、アマチュア潜水活動一切を対象とする管理団体として認められるに足る最高の基準の設定、維持によって行うことであります。
[British Sub-Aqua Club]は、その定款の定めるところにより、法に則って設立の目的を達成するのに役立つと考えられることを引き受け、遂行していくにあたり、数名のクラブ員を指名して、かれらをしてアマチュア・ダイバーに、英国潜水ジュービリートラストの受託者となり科学探求プロジェクト等に参加するように広く呼びかけさせることにいたしました。[British Sub-Aqua Club]は、登録慈善団体として、水中の世界とその世界のあらゆる生物の保護と、潜水研究と水中生活のあらゆる面に関する教育・訓練施設の提供をその目的にしています。
[British Sub-Aqua Club]の運営は、会長、副会長、秘書役、財務役、ナショナル・ダイビング・オフィサ-、および選任を受けた9名以上15名以下のものおよびその他定款の定めるところにより指名される者で構成する委員会が取り行っています。
[British Sub-Aqua Club]委員会は、その正当な権限に従い、然るべき紋章旗とクレストを定めたいと希望しておりました。そこで、委員会を代表して会長より、紋章とクレストの使用に許諾を受けるべくガーター紋章官に紋章院総裁の特許状の取得が申請されました。その特許状には、実際の慣例と紋章法を遵守した上で、適当と考えられるサポーターと意匠/バッジを[British Sub-Aqua Club]の公式証印その他に使用することへの許可も含まれます。
1991年11月27日付けの証印と署名によって紋章院総裁から許諾を受けたので、わたくしは紋章とクレスト、同特許状によるサポーターと意匠/バッジの使用を許可する権限を認められました。
したがって、わたくしガーター紋章官は、紋章院総裁の許諾にしたがい、かつ女王陛下から下賜されたわたくしの任務の特許状により、本状をもって、[British Sub-Aqua Club]にたいして以下の紋章を許諾します。すなわち、各シェブロンは銀白(銀色)と藍色(スカイブルー)をベースとしており、2頭のイルカが下向きに潜水している図が描かれ、紋地の下部から上半身を現すように描かれたネプチューンを表す男子像が頭に花冠をいただき、あごひげをなびかせ、肩に肩章をかけています。この男子像の左肩には黄金の三又のほこの頭部がかかっています。クレストでは、銀色と青色の花冠のついたかぶとの両側に外側を向いたたいまつがあり、燃え上がるダイバーバードに黄金のマントをあしらって海藻を表します。
すでに述べたごとくに、わたくしガーター紋章官は、以下のごとくのサポーターも許諾します。すなわち、右側にシー・ライオン左側にシー・ユニオンを配し、そのいずれもが後ろを向いており(肩ごしに後ろを向いており)、銀色の頭飾りのついた三又の矛がそれぞれをつら抜いて(貫通して)います。それぞれに魚類の部分が青色であり、斑点が銀色であり、尾びれが金色です。紋章の台座には岩の多い岬二箇所と砂浜をベースにその間に青色と銀色の波が5つ描かれています。それぞれの岬二はさまざまな貝殻が散在しています。右側の岬には、硬貨と血と船の大砲が、左側の岬には、硬貨と壷が描かれています。これらのすべて本状の余白に分かりやすく描いてあり、意匠/バッジでも見ていただけます。すなわち、シュロ2本と海藻(のこぎり状の褐藻)の間に立ったネプチューンを表す男子像は頭に花冠をいただき、あごひげをなびかせ、左肩の青色のマントに黄金の三又のほこの頭部をいだいています。本状でわかりやすく述べましたように、紋章法を遵守した方法でこうしたもの全体を[British Sub-Aqua Club]の公式証印その他に使用することを許諾します。
上記の証として、わたくしガーター紋章官は、本日、大英帝国と北アイルランドその他の統治領を含むイギリス連邦の君主であり信仰擁護者であるエリザベス女王2世治世43番目の年、紀元1994年、11月15日に、神の恩寵により、わたくしの署名とわたくしの任務の証印を本状に付します。
コンラッド・スワン、ガーター紋章官
SUB AQUA・SCIENTIA EST (scientia=science)
To all groups and individuals to whom this document is presented, Sir Conrad Marshall John Fisher Swan, Kniqht Commander of the royal Victorian Order Garter Principal King of Arms welcome you! Whereas Deric Ellerby, gentleman, has explained to The Most Noble Miles Francis Stapleton, Duke of Norfolk, Knight of the Most Excellent Noble Order of the Garter, Knight cross Gross of the Royal Victorian Order, Companion of the Most Honorable order of the Bath, Commander of the Most Excellent Order of the British Empire, to whom the Decoration of the Military Cross Earl Marshal and Hereditary Marshal of England has been conferred, that in the year 1953 a number of persons interested in the promotion of underwater exploration science, and sport and safety in such activities formed and established The British Sub-Aqua Club, which on the 21st day of January 1979 was constituted a Company Limited by guarantee under the Companies Act 1948-1976, and given the name of the British Sub-Aqua Club.
The objects of which the Club is established are the promotion of underwater sport exploration science and related studies to promote safety in these activities, and by cooperation with other organizations with related objectives to provide the widest range of knowledge and experience therein, and by setting and maintaining the highest standards to be recognized as the governing body for all such amateur activities.
Said, Club, having among its powers the undertaking and execution of any trusts which may be lawfully undertaken by the British Sub-Aqua Club and may be conducive to the attainment of its objectives, appoints certain members of the Club who may encourage further participation by amateur divers in scientific and exploratory projects and expedition as Trustees of the British Sub-Aqua Jubilee Trust. The same being a registered charity which has among its objectives the conservation of the underwater world and all forms of life therein, and the provision of facilities for education and training in all the aspects of diving research and living underwater.
The management of the affairs of the British Sub-Aqua Club is vested in a Council comprised of the Chairman, Vice Chairman, Honorary Secretary, Honorary Treasurer and National Diving officer, and not less than nine nor more than fifteen other persons duly elected thereto, with certain other people appointed assigned as provided for by the Articles of Association.
The Council of the British Sub-Aqua Club wishes the establishment and constitution of an Armorial Ensigns and His Grace’s Memorial under lawful authority. Therefore, the Chairman, on behalf of the Council, has requested His Grace’s Warrant to the Garter Principal King of Arms that an Arms and Crest be granted and assigned. And in the same Patent, the Supporters and Device or Badge deemed suitable are to be borne and used by the British Sub-Aqua Club on its common seal or otherwise, all being in accordance with the practice and Laws of Arms.
Forasmuch as the Earl Marshal warranted by his signature and seal bearing the date 27th day of November 1991, I have been authorized and directed to grant and assign the Arms and Crest, and in the same Patent the Supporters and Device or Badge accordingly.
Let it therefore be known that I, the Garter in pursuance of His Grace’s Warrant, and by virtue of the patent letters of my office, granted to Me by the Queen’s Most Excellent Majesty, do by this document, grant and assign unto the British Sub-Aqua Club the following Arms; that is to say: each chevron, Argent(silver in color) and Azure(sky blue), in chief, two blue Dolphins diving downwards, and issuant in the base, the head and shoulders of a male figure representing Neptune proper, bearded crowned with an Eastern Crown. Against his left shoulder mantled the head of a gold trident. For the Crest, upon a helm with a silver and blue Wreath: between two torches, each inclining outward, or an inflamed Diver Bird with a gold-colored mantle representing seaweed.
And by the Authority previously mentioned, I the Garter, do further grant and assign the following Supporters: On the dexter (right) side a sea lion, and the sinister (left) side a Sea Unicorn, both regardant (looking back over the shoulder, or each gorged (pierced) with a silver Cornet trident. Each with its piscine(fish-like) parts blue, their spots silver and tall fins gold. The Compartments are two rocky headlands with sandy beaches at between them a sea of five blue and silver waves. Scattered on each headland is a variety of shells. And on the right headland, coins, a plate and a ship’s cannon; on the left headland coins and an amphora. All are more plainly depicted within the margins of this paper and the following device or badge: that is, Set within and surrounded by fronds of Seaweed (Fucusserratus), or the head and shoulders of a male figure representing Neptune bearded, crined and crowned with an Eastern crown or against his blue mantled left shoulder the head of a gold trident. As more plainly depicted herein, the whole is to be borne and used by the British Sub-Aqua Club on its Common Seal or otherwise, fully in accordance with the Laws of Arms.
In witness whereof, I the said Garter have affixed to this document my name and seal of my office, this 15th day of November, in the forty-third year of the reign of our sovereign Lady Elizabeth the Second, by the grace of God, of the United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland, and of Her other realms and territories, Queen Head of the Commonwealth, Defender of the Faith, in the year of our lord 1994.
Conrad Swan, Garter.
1953 | 英国ロンドンで、オスカー・グージェンとそのよき同僚のピーター・スモール、そして多勢のダイビングに興味を持つ同志によって、「水中での探検、科学、スポーツなどの活動と、それらの安全性を促進する」ことを目的に創立されました。発足後、初代会長にエディンバラ公が就任されました。 |
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1955 | 英国政府の諮問機関フィジカル・レクリエーション委員会からスポーツダイビングの公式指導団体をして任命され、社会的役割と責任ある組織として認められました。 |
1958 | 国際的に活動の場を広げるため海外支部の設立を開始。最初の支部として英国でも人気の高いジャマイカが選ばれました。 |
1959 | ダイバー達の国際協力の場としての世界水中連盟「CMAS」の創設に中心となって貢献。スクーバ器材の生みの親であるフランスの海洋探検家ジャック・クストー氏を名誉会長に迎えるなどの活動により、世界的なスポーツダイビングのネットワークを構築しました。 |
1987 | 英国以外におけるダイビング教育事業の開発を担う「BSAC INTERNATIONAL」が発足。日本でもBSACダイバー教育を目的とする「BSAC JAPAN」が設立されました。 |
1990 | 英国本部を中心に、地中海、アフリカ、アメリカ、カリブ海、日本、アジア、環太平洋を結ぶグローバルネットワークを確立しました。 |
1993 | BSAC(UK)は設立40周年を迎え、名誉総裁であるチャールズ皇太子(現チャールズ国王)をロンドンのギルドホールに招き盛大な記念式典が催されました。その際にチャールズ皇太子よりロイヤルマークを賜りました。 |
2003 | BSACは設立50周年を迎え、BSAC JAPANも15周年を迎えました。BSACは現在、世界中で86カ国以上、40,000名を越える正式メンバーによって構成される世界最大のダイビングクラブに成長を遂げました。 |
2007 | BSAC JAPANは設立20周年を迎え、名誉総裁である英国のチャールズ皇太子より激励のビデオメッセージを頂きました。 |
2009 | タイでのBSACの普及と振興の為に「BSAC Thailand」が設立されました。 |
2012 | BSAC JAPANは設立から25周年を迎えました。 |
2013 | BSAC JAPANのコースが国際規格ISO 24801,24802を取得しました。 BSAC(UK)は設立から60周年を迎えました。 |
2014 | ウィリアム王子(現皇太子)が新たなBSACの総裁に就任致しました。 |
2017 | BSAC JAPANは設立30周年を迎えました。 |
2018 | エジプトでのBSACの普及と振興の為に「BSAC Egypt」が設立されました。 |
2022 | BSAC JAPANは設立35周年を迎えました。 |
2023 | BSAC(UK)は設立から70周年を迎えました。テムズ川下流からロンドンの中心までを往復5時間かけ 20艇ものボートでパレードをする、Thames Boat Runという記念イベントを開催しました。 |
これまでに開催したBSAC JAPANの記念式典をご紹介します。
2007年11月14日、英国大使館にて行われたBSAC JAPAN 2007年度ダイブセンター&メンバー総会と、その夜ホテルニューオータニに場所を移し、BSAC JAPAN 20周年記念式典を開催いたしました。国内のダイビング業界関係者のみならず、英国駐日大使他大勢の皆様にご出席いただき盛大な式典となりました。
式典では、BSAC名誉総裁チャールズ皇太子よりバッキンガム宮殿にて前日撮影されたばかりのビデオメッセージが届きました。
2012年10月16日、英国大使館にてBSAC JAPAN2012年度ダイブセンター&メンバー総会が行われました。その後、BSAC英国本部から役員2名を招き記念表彰式を行いました。当日は好天になり、大使館の庭を使い表彰者を皆で祝福しました。
2017年2月22日、綱町三井倶楽部にてBSAC JAPAN 30周年記念総会及び懇親会が行われました。
当日はBSAC英国本部から会長、前会長、そしてBSAC韓国、タイ、マレーシアの役員も参加し大いに盛り上がりました。またBSACの名誉総裁であるウィリアム王子より、30周年を祝福するメッセージが届きました。